外伝?

例によって7月の終わりの日も彼女さんの家へ転がり込むのです。
で、お誕生日の間に見ようと思っていて見れなかったボクの大好きな映画、
「いま会いにゆきます」
を見ました。
部屋を暗くして、ちょっと映画館風にして。
やっぱり何度見ても、いいなぁ。
きっとおいらと彼女さんもあの巧と澪みたいになれるはずだよね。
お互い世界でたった一人の相手に。
でも終わったあと彼女さんが泣き出しちゃった。
立場が逆だけどこの映画みたいになりそうって始めて合った時に思ってそれを思い出したんだって。
ようするにおいらが先に…ってことみたい。
びっくりした。
だっておいらの親戚がみんなそうなんだもん。
おいら自身母子家庭に育ってるし、
父方は3人兄弟で姉が2人。
長女は夫をすでに亡くしているし、次女の夫は脳梗塞かなんかで障害が残って日常生活はできるけど仕事は出来なくなっちゃってる。
母方は3人姉妹で姉2人。
次女の夫は健在だけど長女の夫はついこの間亡くなられた。
それだけおいらの家系はそういうことが多いから。
ま、じーちゃんは90超えてなお元気なわけだけで、親戚はよくじーちゃんに吸われたんちゃうかみたいなことを言うけれども。
とまぁそんなわけでそういうことは当然話しもしてなかったんだけど、なんだろうね、凄いとしか言えないなぁ。
でもおいらは彼女さんをほったらかしてそんなことしないよ。
とまぁそんなわけでお風呂に入ろうとしたわけなんだけど、なんとここで給湯器が故障！
せっかく良いムードで盛り上がってたのに水を差されちゃった。
結局この日は復旧せずに、とりあえず鍋でいっぱい熱湯を作って水で埋めてってやって湯船にお湯を貯めては入ることに。
とりあえず夏でよかった。
でもなんだかんだ言って結局そのあと愛し合ってるわけなんだけどね。